8月1日の「水の日」に考える

2021年8月2日月曜日

環境 自然

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▽8月1日は「水の日」とのこと。前にも触れたことがあったような気がしたので、移転する前のブログ内を検索してみたけれど、取り上げたことはなかった。水は日本人としては蛇口をひねれば無尽蔵に出てくる、枯渇することのない資源のような気がしてしまう。けれど世界を見渡せば水を巡って戦争も起きているし、非常に貴重だったりもする。なので我々だけのこととは考えず、世界的な視点で水のことを考えるのは大事なことだ。

8月1日から7日までは「水の週間」で、この日程に合わせていくつかの行事が開かれている。水を考える集い、水のワークショップ・展示会、功績者表彰、作文コンクール、フォトコンテスト、打ち水、ライトアップなど。都道府県での取り組みはどうかとチェックしてみると、私の住む埼玉県は作文コンクール、打ち水大作戦、ジャブジャブ大会などが紹介されている。埼玉県のトップページに水の日関連の告知はなく、「「水の日」「水の週間」について」が3月23日に掲載されていた。啓蒙活動としてはインパクトが足りない気がする。日本国民全体への認知度は1割ほどで非常に低い。

国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解と関心を深めるようにするため、 水の日を設ける。

こう水循環基本法の中で書かれている。確かに日本全体で見れば、雨が多く降り恵まれているとは言えるけれど、すべての地域で平均的に雨が降ってくれるわけではない。私も旅をしたことがある屋久島や尾鷲は雨が多いけれど、私が住む所沢市は水には大変苦労した土地で、火事は土で消せなどと言われていた。

関東地方は年間平均降水量は約1,608mmで日本の中でも雨が少なく、更に人口が多いため人口一人当たりの年平均降水総量は約1,400立方メートルで世界平均の15分の1程度であり、厳しい状況にあります。

埼玉県の「「水の日」「水の週間」について」でこう書かれている。何も所沢に限った話ではなく、関東地方全体で水のことは考えなくてはいけない状態らしい。私が関心のある自然環境の分野から水を考えると、森林の役割は重要だ。よく森林は天然のダムと言われ、森林の土壌はスポンジのように雨水を涵養するので、川から海に流れ出すスピードをゆっくりにする作用がある。一旦海に流れてしまえば、蒸発して雲になって地上に雨を降らすまで待たなくてはいけない。それに豊かな土壌を通過することで浄化され栄養を含んだ水が育まれる。これは所沢住民でいえば飯能や秩父に山があるからいいという話ではなく、身近に自然を保つことが大事だ。あらためて水を考える日にしたい。

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書いてる人 : 内野知樹

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