ほころぶ、いい肉の日に思う

2020年11月30日月曜日

ほころぶ 農業

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ここ数日、ラジオを聞いているとバナナマンの日村さんが何か声高に叫ぶCMが繰り返し流れていた。日村さんは「肉食ったら日本救えるんだぜ」と言っている。11月29日は「いい肉の日」なのでそれに合わせてのCMらしい。

 

なぜ肉を食うと日本が救えるのか?農林水産省が主導する国産農林水産物等販売促進緊急対策という事業が「#元気いただきますプロジェクト」というのを始めていて、その1つの取り組みとして「いい肉の日」に肉を食べようと呼びかけている。重要なポイントは国産の肉を食べましょうと農林水産省、国が呼びかけていることだ。

日本は言わずもがな食料の多くを輸入に頼り、昨日も書いたように安価な食料が輸入されることで日本の農業は価格競争に巻き込まれ、農業従事者は減り続けている。もし消費者が国産の食料を好んで食べるようになれば農家は潤う。新規就農者も増えるし、儲かればお金も回るので日本の経済は回復するかもしれない。これは木材でも電化製品でも生活雑貨でも何にでも言える。国が国産の商品の購入を呼びかけると、日本に輸出して利益をあげている国としては面白くないだろうけど、それでも発信する農林水産省の取り組みを評価したい。

いい肉の日に国産の肉を食べるにしても、どれだけ市場に流通しているのだろう。スーパーに並んでいる肉、焼肉店で食べられる肉、安いものはほとんどが海外から輸入された肉だ。わざわざ高い肉を買うというのは勇気がいる。関税でもかければ価格差はなくなるんだろうけど、自由で開かれた貿易が最近のトレンドだ。それでも、国産のものしか買わないという国民性になれば輸入品は入ってこなくなる。今回の国産農林水産物等販売促進緊急対策(長い)は新型コロナウイルスの感染拡大に対応した事業なのだけど、日本の経済を考えると永続的に実施すべきだ。問題になったけど和牛券みたいのを定期的に配るのも悪くないのではなかろうか。
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書いてる人 : 内野知樹

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